「手軽な値段で高品質なゲーミングヘッドセットがほしい」と思っている方はいませんか?
さまざまなメーカーがゲーミングヘッドセットを販売していますが、「性能がよくわからない」「値段が高すぎる」など、購入まで一歩踏み出せないこともありますよね?
そこで今回は、手軽な価格で購入できる高品質ゲーミングヘッドセットとして有名な、「ASTRO Gaming A10」をご紹介します。
2018年に発売された旧製品と今年リニューアルされた新製品との違いにも触れていきます。
それぞれの特徴を踏またうえで、自分好みのゲーミングヘッドセットを見つけてくださいね!
【Logicool】ASTRO Gamingとは?
ASTRO Gamingは、世界的に有名なデジタルデバイス企業であるLogicoolが展開する、ゲーミングデバイスブランドのひとつです。
もともとASTRO Gaming はLogicoolとは関係のない別会社でしたが、販売するゲーミングデバイスの高い人気と性能を評価され2017年に買収。現在ではLogicoolブランドのひとつとして広く知れ渡っています。
ASTRO Gamingでは、ヘッドセットのほかにもコントローラーや各種アクセサリー類などを展開しており、eスポーツ業界では多くのプロ選手が愛用するほどの人気があります。
【Logicool】ASTRO Gaming A10 ヘッドセットの特徴
新旧ASTRO Gaming A10ヘッドセットに共通する特徴をご紹介します。
旧モデル
新モデル
接続方式
ゲーミングヘッドセットの接続方式には、PCやゲーム機などに直接コネクタを接続する有線タイプと、Bluetoothなどの無線機能を活用したワイヤレスタイプがあります。
ASTRO Gaming A10の接続方式は有線タイプとなっており、ヘッドセットからコードが伸びているのが特徴です。
有線タイプのメリット・デメリットはこのようになります。
メリット
- 音声の途切れや飛びが発生しづらい
- ワイヤレスタイプより音質の高い製品が多い
- 電池交換や充電が不要
- アンプなどの機器に接続できる
- ワイヤレスタイプより価格が安価など
デメリット
- コードが邪魔になりやすい
- (コードが邪魔になり)持ち運びが不便
- 製品によって接続できる機器が限定されるなど
有線タイプはその安定した接続性と音質の良さから、敵の足音を瞬時に聞き分けなければならないFPSゲームをプレイする際に適しています。
ついつい長時間ゲームで遊んでしまった場合でも充電や電池交換の必要がないため、「プレイ中に充電が切れて音が聞こえなくなった」などのハプニングも発生しません。
また、ASTRO Gaming A10は接続コードが取り外し可能となっているため、使わないときはヘッドセット本体とコードを別々に収納できとても便利です。
マイクの指向性
マイクの指向性とは、マイクがどの方向から音を集めることができるかを示すものです。指向性にもさまざまな種類があり、代表的なものをあげると以下になります。
単一指向性とは、マイクの正面から発せられる音を拾うのに適した指向性を指します。周囲の音を拾いにくい性質から、楽器の演奏や歌唱の際などに適しています。
双指向性とは、正面と背面の2方向から音を収音できる指向性です。ラジオの収録など、1本のマイクで双方向からの音を拾う際に役立ちます。しかし、単一指向性と比べ雑音が入りやすいのが難点です。
無指向性とは、360度全方向からの音を収音する指向性です。大人数の会議などでよく用いられているのは無指向性マイクです。全方向から収音するため、雑音が入りやすい・一つひとつの音が小さく聞こえるなどの特徴があります。
ASTRO Gaming A10には単一指向性のマイクが搭載されているため、ボイスチャットを多用するゲームでも雑音の少ないクリアな音声を相手に届けられます。
仲間との連携が鍵となるFPSはもちろん、楽しく会話を楽しみながらプレイするパーティーゲームなどでも活用可能。
また、ASTRO Gaming A10に取り付けられているマイクは、上にフリップ操作をするだけで瞬時にミュート状態にでき遮音操作も簡単です。
ヘッドセットの構造
ヘッドセットの構造には「オンイヤー」「オーバーイヤー」「インイヤー」の3種類があり、ASTRO Gaming A10はそのなかの「オーバーイヤー」と呼ばれる耳を完全に覆うタイプの構造になっています。
オーバーイヤーの特徴として、耳を密封状態にできるため音漏れが少ない、外部からの雑音が入りづらい、などがあげられます。
外からの雑音に邪魔されることなくゲームの世界に没頭したい方には、ASTRO Gaming A10のようなオーバーイヤーのヘッドセットが最適です。
ヘッドセット本体の耐久性
ASTRO Gaming A10は床に落としたり・ねじったりしても壊れないほどの耐久性を持っています。
ゲーミングヘッドセットのなかでは低価格帯でありながら優れた耐久性を持ち合わせているため、長期間にわたって使用できるコスパの高い製品のひとつだといえます。
【Logicool】ASTRO Gaming A10 新旧2製品の違いとは?
ASTRO Gaming A10には、2018年に発売された旧モデル「ASTRO Gaming A10」と、2022年にリニューアルされた新モデル「ASTRO Gaming A10 Gen2」が存在します。
どちらもゲーミングヘッドセットとして申し分のない性能ですが、新旧モデルで異なっている点もあります。
新旧モデルでどのような違いがあるのか、その特徴をみていきましょう。
旧モデル
新モデル
重量
旧モデルはケーブルを除いた重量が346gだったのに対し、新モデルは約30%軽量化された246gとなっています。
長時間利用することが予想されるゲーミングヘッドセットは、頭や首への負担をできるだけ抑えるためにも軽量化された製品が望ましいです。
軽いヘッドセットは、ゲームだけでなくリモート授業などで日頃からヘッドセットを活用しているお子さんにもおすすめです。
A10(旧モデル) | A10 Gen2(新モデル) |
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346g | 246g |
イヤーパッドの違い
新モデルASTRO Gaming A10 Gen2に採用されているイヤーパッドには、低反発枕に使われている素材を活用。旧モデルよりモチモチとした柔らかい反発力があり、長時間の使用でも着け心地が持続します。
しかし、イヤーパッド自体は旧モデルのほうが大きく設計されているため、新モデルのほうは、耳を全体的に覆うオーバーイヤーのヘッドセットにしては少し小さく感じるかもしれません。
A10(旧モデル) | A10 Gen2(新モデル) |
---|---|
大きめ | 小さめで低反発素材 |
カラーバリエーション
新旧モデルでは販売されているカラーバリエーションに違いがあります。
それぞれのカラーバリエーションは以下の通りです。
A10(旧モデル) | A10 Gen2(新モデル) |
---|---|
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旧モデルではかっこよくスタイリッシュなカラーバリエーションが展開されていましたが、新モデルではミントやライラックなど、ポップで優しめなカラーが登場。
「かわいいカラーのゲーミングヘッドセットがほしい」というユーザーの希望にもマッチした製品となっています。
音質の違い
旧モデルではサウンドドライバーのサイズが40mmだったのに対し、新モデルでは32mmに変更されています。
本来サウンドドライバーのサイズが大きいほどスペックが高いとされていますが、音質をより高めるため製品に最も適したドライバーサイズへ変更されています。
これにより、いままで以上に没入感のあるゲーム内サウンドを楽しめるようになりました。
A10(旧モデル) | A10 Gen2(新モデル) |
---|---|
40mm | 32mm |
リアルなサウンドでゲームの世界をより身近に
今回ご紹介した「ASTRO Gaming A10」には、新旧モデルでそれぞれに良い点があります。
どちらの製品もゲーミングヘッドセットとしては低価格帯でありながらも、ミドルスペック以上の性能を持つ素晴らしい製品となっています。
ぜひこの機会に高性能なゲーミングヘッドセットを手に入れて、よりリアルなサウンドでゲームの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ASTRO Gaming A10 シリーズ |
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重量 | 346g | 246g |
イヤーパッド | 大きめ | 小さめ低反発素材 |
カラーバリエーション |
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サウンドドライバー | 40mm | 32mm |
接続方式 | 有線 | 有線 |
マイクの指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 |
構造 | オーバーイヤー | オーバーイヤー |