違いがわかる!ゲーミングチェアAKRacing OvertureとNitro V2スタンダードモデル比較

違いがわかる!ゲーミングチェアAKRacing OvertureとNitro V2スタンダードモデル比較

高すぎず、質が悪くないゲーミングチェアを探していませんか?
ゲーミングチェアは安くても3万円程度する上に、どれも似ているのでわかりにくいですよね。

そこで、今回はAKRacingの2つのモデルをご紹介します。
2つともスタンダードモデルのため、疲れづらくて安いモデルを探している人にオススメです。

この記事を読み終えれば、同じスタンダードモデルでもその違いがわかりますよ。

価格や口コミ数などは記事執筆時の情報です。ご了承ください。

基礎知識

AKRacingは中国のゲーミングチェアブランド

中国のゲーミングチェアブランド「AKRacing」

AKRacing(エーケーレーシング)は、中国の揚州奥凱カー用品有限公司の海外向けゲーミングチェアブランドです。
レーシングカーのようなデザインのゲーミングチェアを発売しています。

TVCMに本田翼さんを起用したり、東京ヤクルトスワローズをサポートしたりと、ゲーミングチェアブランドとして日本でも知名度が高いです。

AKRacing OvertureとNitro V2比較

AKRacingのモデル「Overture」と「Nitro V2」を比較していきましょう。
コンセプトや価格、カラー、口コミ、機能、サイズで2つを比較しました。

Overture

Nitro V2

共にスタンダードモデル

2つのモデルは非常に似ています。
というのも、どちらもスタンダードモデルだからです。

疲れづらいNitro V2

Nitro V2は、「ゲームだけでなく長時間のPC作業に向いていること」を前面に出しており、疲れづらいゲーミングチェアと言えるでしょう。

静寂の中から生まれる新しい音のOverture

一方で、Overtureもスタンダードモデルのため、大きな違いはありませんが、明確な違いが一つあります。
それは、デザインコンセプトです。

Overtureのデザインコンセプトは「静寂の中から生まれる新しい音」です。
形状や色使いが共に非常に似ていますが、色数が1つのチェアに3色使われており、2色で彩られるNitro V2と比べると少しおしゃれに感じるかもしれません。

Overtureが2,000円高い

Overtureが2,000円高い

価格は、メーカー想定価格でOvertureの方が2,000円高いです。
デザインを優雅にしている分、値段差がでていると考えると納得できるかもしれません。
実売価格をみるため、Amazonでの販売価格を確認すると、2,000円前後の差が見られます。

色により若干異なり、Overtureの黒以外は49,800円、黒のみ50,309円。
一方のNitroV2のオレンジ以外は47,800円。
オレンジのみ48,278円でした。

このためOvertureは黒、NitroV2はオレンジが人気カラーだと思われます。
色を気にする方は、注意しておくのがよいでしょう。

6色のOverture 対 5色のNitro V2

6色のOverture 対 5色のNitro V2

カラーバリエーションはOverture6色(青、ピンク、白、紫、赤、黒)に対して、Nitro V2は5色(赤、青、緑、白、オレンジ)の中から選択できます。

Overtureは、3色構成になっており、メインカラーと黒以外にもう一色使用されています(黒のみ黒1色)。

一方Nitro V2は黒とメインカラーの2色構成です。
2つの大きな違いはカラーなので、購入の際に最も気にしたいポイントです。

共に1,000件を超える口コミ評価数

共に1,000件を超える口コミ評価数

Amazonで口コミの差も見てみましょう。
Overtureは星5つ中の4.6、1,468件のグローバル評価を得ています。

対して、Nitro V2は星5つ中の4.6、1,098件のグローバル評価でした。
評価数だけなら、Overtureの方が多いです。
しかし、共に1,000件以上あり、どちらのチェアも人気が高いと考えられます。

ポジティブ評価比較

Amazonでのポジティブな評価を比べてみます。
Overtureは、

「某量販店の1万円の椅子からアップグレード。とても座りやすくいい買い物しました。」
「腰が全く痛くなくなった。」
「ずっと座っていても疲れがないので、何時でもゲームができます。」
「使い始めてもうすぐ2年です。座面のヘタリもなし。きしみやがたつきもなし。唯一、ヘッドレストのゴムが伸びてちょっと下がってきました。」

このような口コミがありました。
一方のNitroV2も好評価が目立ち、

「座り心地も良く、購入して良かったです。」
「深く座ったときにケツ圧の分散がきちんとできていて、長時間座っても大丈夫そうです。」
「いいものがお値打ちに入りました。」
「座った時にきしみ音も無く、座り心地も良いです。」
「リクライニングも大きく倒せるので10~30分の仮眠に最適。」
「パイプ椅子からこの椅子に変えたら世界が変わりました。」

このような口コミでした。
普通の椅子に座るより、疲れづらくなる効果が期待できそうな口コミばかりですね。

ネガティブな評価比較

ネガティブな評価も見ていくと、Overtureは

「結構重かったので女性の方は気をつけてください。」
「長時間の使用ではケツが痛くなる。」

NitroV2は、

「もう少しロッキングできる範囲が広ければ良いのと、アームレストの可動が上下だけではなく左右・前後できれば良いかと思います。」
「ケミカル臭はする(生産時期やロットによっても変わるかもしれないが)。」

とこのような口コミがありました。
座面の厚さは共に10cm、使っている素材も同じなため、長時間の使用でお尻が痛くなるとしても、2つのチェアで違いがあるとは考えづらいです。

また、重さも同じなので、重さに関して女性はどちらを購入しても気を付ける必要があるでしょう。

ロッキングできる範囲とアームレストの稼働も2つのモデルで違いはありません。
ケミカル臭も、同じ素材で同じメーカーのチェアなので、両方とも起こりうる問題点かと思います。

今回の口コミ比較という意味においては、2つのチェアに差異はないと考えるのが妥当でしょう。

機能面で差はない

AKRacing Nitro V2 & Overture 機能面で差はない

2つのシリーズに機能面で大きな違いはありません。

共に素材はPUレザー、アームレストも上下昇降のみ、リクライニングも180度可能、ロッキングも12度です。

この2つのチェアで迷っているなら、デザイン面で選ぶのが良いでしょう。

少し大きめのOverture

非常に似ているフォルムの2つのチェアですが、サイズはわずかに違いました。
一番の違いとして、背もたれの高さがOvertureは95cmに対して、Nitro V2は92cmと低くなっています。

身長の高い人は、Overtureの方がフィットしやすいと考えられます。

他に横幅のサイズが異なっていました。
座面の幅はOvertureが39cm、対してNitro V2が37cmとOvertureの方が広いです。

背もたれ同様、Overtureの方が大きな人でも受け入れやすい作りになっていると考えられます。
逆に言えば、小柄な人はNitro V2の方がしっくりくるかもしれません。

椅子の耐荷重は150kgで、椅子自体の重さは25kgと一緒です。
組み立て時の持ち運びや、体重の重い人に耐えられるかといった面は一緒ですので、気にする必要はないでしょう。

Nitro V2

Overture

まとめ

いかがでしょうか?
今回の記事では、AKRacingのスタンダードモデル2種類をご紹介しました。

大きな違いはデザイン面以外にはなく、サイズが少し違う程度です。
デザインにこだわりがなければ、体の大きめな人はOverture、小さめな人はNitroV2を選ぶとよい選択になりそうです。

スタンダードモデルとはいえ、4~5万円します。
決して買いやすい価格帯の買い物とはいえないので、可能なら販売店に足を運んで座ってみてくださいね。

ちょっとしたサイズの違いなどが座り心地に影響することもあります。
今回の記事を参考にあなたにぴったりなチェアを見つけてくださいね。

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