【話題のゲーミングUMPC】Steam DeckとAYANEOシリーズを徹底解説

【話題のゲーミングUMPC】Steam DeckとAYANEOシリーズを徹底解説

現在はさまざまなデバイスでゲームを楽しむことができ、デスクトップ型・ノート型のPC、コンシューマー向けのゲーム機など、それの種類は多岐にわたります。

そんななか、多くのゲーマーの間でいま話題になっているのが“ゲーミングUMPC”です。

そこで今回は、UMPCの概要や特徴を解説したうえで、代表的なゲーミングUMPC製品『Steam Deck』と『AYANEOシリーズ』について解説します。

ゲーミングUMPCの購入を検討している方はぜひ参考にしてください!

価格情報は執筆時の情報となります。ご了承ください。

UMPCとは?

UMPC(Ultra-Mobile PC)とはウルトラモバイルPCの略称であり、通常のPCより小型化されたモデルを指すものです。

UMPCにはノート型PCをそのまま小型化した「スタンダードタイプ」、シリアルインターフェースを搭載した「エンジニアタイプ」、ゲームスティックやボタンを搭載した「ゲーミングタイプ」の3種類があります。

製品によって異なりますが、4型~7型の液晶を採用、重量1kg以下のものが大半を占めています。

これまでのUMPCは処理速度の低いCPUやストレージが使用されており、性能が不十分な製品が多く販売されていました。しかし現在では、ゲームプレイに特化した製品が販売されるなど飛躍的な性能の向上がみられます。

近年ノート型PCの小型化も進んでいますが、UMPCはより小型かつ軽量な製品として高い需要を誇っています。

ゲーミングUMPCのメリット・デメリット

ゲーミングUMPCのメリット・デメリットを解説します。

ゲーミングPC(デスクトップ型・ノート型)との違いにも注目してみましょう。

ゲーミングUMPCのメリット

ゲーミングUMPCのメリットは主に以下の2つだといわれています。

携帯ゲーム機として利用できる

ゲーミングUMPC最大の特徴は携帯ゲーム機として利用できる点です。

これまでPCゲームをプレイするには、デスクトップ型またはノート型のPCを購入する必要がありました。

しかしゲーミングUMPCを利用すれば、外出先でもPCゲームを手軽に楽しむことができるため、わざわざゲーミングノートPCを購入する必要もなくなります。

持ち運びが容易

ゲーミングUMPCは従来のPCと比べ物にならないほど小型かつ軽量です。

これまでのような「荷物がかさばる」「重くて持っていられない」などのデメリットが解消され、外出先でも機動的に活用できます。

ゲーミングUMPCのデメリット

ゲーミングUMPCのデメリットは以下のとおりです。

画面が小さい

ゲーミングUMPCはゲーミングノートPCなどと比較すると画面サイズが小さいです。

そのため、迫力のあるゲーム体験には不向きだといえます。
あくまで携帯ゲーム機としての利用に重きが置かれた製品だと割り切りましょう。

画面の鮮明さも製品によって違いがあるため、スペックをよく見極めたうえで検討する必要があります。

排熱性が低い

ゲーミングUMPCも通常のPCのように、利用にともなってPC本体に熱が発生します。

PCは発生する熱を排熱ファンやクーラント(冷却液)によって冷却しています。
排熱ファンやクーラント設備はパソコン本体が大きいほど強力なものが取り付けられる設計となっていることから、UMPCのように小型の製品は排熱性が低いです。

とはいえ、最新のゲーミングUMPCは排熱性に優れた製品が多く販売されているため、熱による誤作動や故障の心配は少ないでしょう。

大注目ゲーミングUMPC『Steam Deck』と『AYANEOシリーズ』の性能比較

ゲーミングUMPCのなかでも注目されている『Steam Deck』と『AYANEOシリーズ』の性能を比較していきます。

Steam Deck

日本での発売は2022年中とされています。
現在予約受付中です。
※2022年8月現在

特徴

  • OS:SteamOS
  • CPU:Zen 2 4c/8t、2.4~3.5GHz(最大448 GFlops FP32)
  • GPU:8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz(最大1.6 TFlops FP32)
  • メモリ:16 GB
  • ストレージ:64GB、256GB、512GB(※バージョンによって違いあり)
  • 画面サイズ:7インチ
  • 重量:約669g

≪おすすめポイント≫

Steam Deckは2022年2月に海外で先行発売された最新のゲーミングUMPCです。

ゲームプラットフォーム大手「Steam」で購入したゲームを手軽にプレイできるのが特徴で、Steam内のライブラリーに貯めこんだままの積みゲーを消費するのに最適です。

記事作成時点(2022年6月時点)での日本における発売日は未定となっています。

価格はストレージ容量によって以下のように異なります。

  • 64GB → 5万9,800円
  • 256GB → 7万9,800円
  • 512GB → 9万9,800円

PCゲームを不自由なくプレイできる快適さだけでなく、トラックパッドやジャイロ機能を活用することで、さらに精度の高い視点移動やキャラクターコントロールが可能となっています。

現時点での日本発売日は未定となっていますが、2022年中の発売を予定しているとのことなので、今後の動向をチェックしていきましょう。

AYANEO 2021

AYANEO 2021 512GB

Secretlab

AYANEO 2021 1TB

AYANEO

特徴

  • OS:Windows 10 Home
  • CPU:AMD Ryzen5 4500U 6コア
  • GPU:AMD Radeonグラフィックス
  • メモリ:16 GB
  • ストレージ:512GB、1TB(※バージョンによって違いあり)
  • 画面サイズ:7インチ
  • 重量:約650g

≪おすすめポイント≫

AYANEO 2021は、AMD Ryzen5 4500Uの採用により、モバイル機とは思えないほどの快適さでPCゲームをプレイできるゲーミングUMPCです。

人間工学に基づいて設計された本体は長時間の使用でも疲れにくく、全体のボタン配置なども相まって、初心者でも簡単に操作できる仕様となっています。

リアルな振動や感触を体感できるX軸リニアモーターを搭載しているため、これまで遊んでいたゲームも新しい感覚でプレイできます。

「PCゲームを外出先でも手軽に楽しみたい」という方におすすめの製品です。

AYANEO 2021 Pro

AYANEO 2021 Pro

AYANEO

AYANEO 2021 Pro レトロパワー

AYANEO

特徴

  • OS:Windows 10 Home
  • CPU:AMD Ryzen7 4800U 8コア
  • GPU:AMD Radeonグラフィックス
  • メモリ:16 GB
  • ストレージ:1TB
  • 画面サイズ:7インチ
  • 重量:約650g

≪おすすめポイント≫

AYANEO 2021 Proは、AYANEO 2021の上位モデルとして発売されたゲーミングUMPCです。

CPUにはAMD Ryzen7 4800Uを採用。AYANEO 2021よりさらに高いパフォーマンスを実現しています。

高性能サイトファンを備えることで、高負荷なゲームをプレイしても熱が本体にとどまることもありません。

「より高性能なゲーミングUMPCでゲームをプレイしたい」という方におすすめです。

レトロパワーは、クラシックなデザインを採用したAYANEO 2021 Proで、ファミコン・ゲームボーイ世代の心をくすぐるデザインとなっています。

AYANEO NEXT

AYANEO

特徴

  • OS:Windows 10 Home
  • CPU:AMD Ryzen7 5825U
  • GPU:AMD Radeon Vega8
  • メモリ:16 GB
  • ストレージ:1TB
  • 画面サイズ:7インチ
  • 重量:約720g

≪おすすめポイント≫

AYANEO NEXTは2022年2月に販売が開始されたゲーミングUMPCで、AYANEO 2021シリーズをよりパワーアップさせたものです。

CPUにはAMD Ryzen7 5825Uを採用しており、AYANEO 2021シリーズを凌駕するパフォーマンスを発揮します。

AMD Radeon Vega8グラフィックスを用いることで、ゲーミングノートPCに引けを取らないグラフィック処理が可能となっています。

「シンプルなデザインかつ高性能なゲーミングUMPCがほしい」という方におすすめです。

AYANEO NEXT Pro

AYANEO

特徴

  • OS:Windows 10 Home
  • CPU:AMD Ryzen7 5825U
  • GPU:AMD Radeon Vega8
  • メモリ:32GB
  • ストレージ:2TB
  • 画面サイズ:7インチ
  • 重量:約720g

≪おすすめポイント≫

AYANEO NEXT ProはAYANEO NEXTの上位モデルとして位置づけられるゲーミングUMPCです。

AYANEO NEXTより内蔵ストレージ容量とメインメモリ容量が増加しています。

そのほかの性能はAYANEO NEXTと同一であるため、ゲームやデータを大量に保存したいという場合にAYANEO NEXT Proが適しています。

「データの保存容量を気にせずゲームを楽しみたい」という方におすすめです。

『Steam Deck』と『AYANEOシリーズ』の性能比較表

UMPC OS CPU GPU メモリ ストレージ 画面サイズ 重量
Steam Deck SteamOS Zen 2 4c/8t、2.4~3.5GHz(最大448 GFlops FP32) 8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz(最大1.6 TFlops FP32) 16 GB 64GB、256GB、512GB 7インチ 約669g
AYANEO 2021 Windows 10 Home AMD Ryzen5 4500U 6コア AMD Radeonグラフィックス 16 GB 512GB、1TB 7インチ 約650g
AYANEO 2021 Pro Windows 10 Home AMD Ryzen7 4800U 8コア AMD Radeonグラフィックス 16 GB 1TB 7インチ 約650g
AYANEO NEXT Windows 10 Home AMD Ryzen7 5825U AMD Radeon Vega8 16 GB 1TB 7インチ 約720g
AYANEO NEXT Pro Windows 10 Home AMD Ryzen7 5825U AMD Radeon Vega8 32GB 2TB 7インチ 約720g

価格
AYANEOは10万円超えの価格帯でSteam Deckは512GBでも9万9,800円と10万をきっています。
Steam Deckはコスパの良い製品と言えそうです。

Steam Deck 64GB:59,800円
Steam Deck 256GB:79,800円
Steam Deck 512GB:99,800円
AYANEO 2021 512GB:102,800円
AYANEO 2021 1TB:104,800円
AYANEO 2021 PRO:147,400円
AYANEO 2021 PRO レトロパワー:149,800円
AYANEO NEXT:163,800円
AYANEO NEXT PRO:179,980円

OS
OSはSteamDeckのみ違いがあり「SteamOS」となっています。
SteamOSはLinuxベースのオペレーティングシステムです。

独自OSですが、Epic GamesストアやGOGなどのほかのPCゲームストアのコンテンツにもアクセスできるのはありがたいですね!

CPUとGPU
Steam Deckは、Zen 2とRDNA 2のカスタムAPUとなっています。
AYANEOシリーズは、Ryzen5とRyzen7となっています。

AMDが新たに発表したAPU「Mendocino」がZen 2 CPUとRDNA 2 GPUの組み合わせで、SteamDeckと同じ組み合わせです。
どんなパフォーマンスになるのか楽しみです。

メモリ
AYANEO NEXT Proのみが32GBで他は16GBです。
メモリはAYANEO NEXT Proの一人勝ちとなっています。

ストレージ
Steam Deckは64GB~512GB、AYANEOシリーズは512GB~2TBとSteam Deckの方が容量少な目の内容となっています。

画面サイズ
Steam Deck、AYANEOシリーズともに7インチと違いはありませんでした。

重量
Steam Deckの重量は約669g、AYANEO 2021シリーズの重量は約650g、AYANEO NEXTシリーズの重量は約720g。
AYANEO 2021シリーズが一番軽く、NEXTシリーズが一番重くなっています。

AYANEO 2021シリーズ < Steam Deck < AYANEO NEXTシリーズ

ゲーミングUMPCで新しいゲーム体験を

ゲーミングUMPCは外出先でもPCゲームを手軽に楽しめる便利なデバイスです。

「ゲーミングノートPCを買うまでではないかな…」と思っている方は、ぜひこの機会にゲーミングUMPCを検討してみてはいかがでしょうか?

きっといままで体験できなかった新しいゲーム時間を楽しめるはずですよ!

ゲーミング
UMPC
Steam Deck
Secretlab
AYANEO
AYANEO
AYANEO
AYANEO
AYANEO
OS SteamOS Windows 10 Home Windows 10 Home Windows 10 Home Windows 10 Home Windows 10 Home Windows 10 Home
CPU Zen 2 4c/8t、2.4~3.5GHz(最大448 GFlops FP32) AMD Ryzen5 4500U 6コア AMD Ryzen5 4500U 6コア AMD Ryzen7 4800U 8コア AMD Ryzen7 4800U 8コア AMD Ryzen7 5825U AMD Ryzen7 5825U
GPU 8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz
(最大1.6 TFlops FP32)
AMD Radeonグラフィックス AMD Radeonグラフィックス AMD Radeonグラフィックス AMD Radeonグラフィックス AMD Radeon Vega8 AMD Radeon Vega8
メモリ 16 GB 16 GB 16 GB 16 GB 16 GB 16 GB 32 GB
ストレージ 64GB、256GB、512GB 512GB 1TB 1TB 1TB 1TB 2TB
画面サイズ 7インチ 7インチ 7インチ 7インチ 7インチ 7インチ 7インチ
重量 約669g 約650g 約650g 約650g 約650g 約720g 約720g

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