【新旧対決】DXRacerフォーミュラシリーズ DXRとV2の比較!特徴からどちらが自分向け?

【新旧対決】DXRacerフォーミュラシリーズ DXRとV2の比較!特徴からどちらが自分向け?

DXRacerのゲーミングチェアを愛用していませんか?
このたび、DXRacerからゲーミングチェアフォーミュラ(FORMULA)シリーズのDXRに新製品が発売されました。

2006年より提供されているシリーズですので、旧版をお持ちの方の買い換えによい時期かもしれません。
ご購入の参考になるようご紹介します。

他にも、
「DXRacerのゲーミングチェアが気になっていました」
「旧製品と新製品で何が違うの?」
などの疑問や関心もあるでしょう。

この記事を読み終えれば、あなたもDXR V2のことがわかるようになります。
価格や口コミ数などは記事執筆時の情報です。
ご了承ください。

DXRacer フォーミュラシリーズとは

まずは、DXRacer フォーミュラシリーズについて、基本的な内容を確認しましょう。

DXRacerについて、すでにご存じの場合は読み飛ばしても構いません。

DXRacerとは

デラックスレーサーまたは、ディーエックスレーサーと読み、アメリカのミシガン州に拠点を持つ、元々自動車のシートを作成していた企業です。
その技術をゲーミングチェアに注ぎ込んでいます。

世界的な人気があり、今や

  • アメリカ
  • ヨーロッパ
  • 中国
  • オーストラリア
  • ブラジル
  • 韓国
  • 台湾

でも愛用されているゲーミングチェアのブランドになっています。

フォーミュラシリーズとは

DXRacerの中でも標準的なサイズ、形状のシリーズです。

日本人の体型に合う、低座面仕様も人気の一つ

多くのユーザーに使いやすいバランスの取れたゲーミングチェアと言えます。

尚、他のシリーズとして

  • ビジネスパーソン向けのMASTER
  • フルエアメッシュで高機能パーツを採用したAIR PRO
  • フルエアメッシュでシンプルなAIR CASUAL
  • 座面の幅が広いDRIFTING

があります。

DXR V2 FABLIC MODELとは

ファブリック生地を採用したDXRのニューモデルです。

4月2日に公式ストアで先行販売されました。

新モデルDXR V2

旧モデルDXR

新旧製品の違い

DXR V2とDXRの違いを見ていきましょう。
違いは大きく4つあります。

違い(1)ヘッドレスト、ランバーサポートのアップグレード

DXRacer DXR V2 ヘッドレスト、ランバーサポートのアップグレード

ヘッドレストとランバーサポートが従来のファブリック製からソフトレザー製に変わり、耐久性が向上しました。

ファブリックとソフトレザーを比べた場合、ソフトレザーのメリット、デメリットを説明します。

メリット:高級感

ソフトレザーは皮を真似しているので高級感があります。
安っぽいクッションよりも、ソフトレザーになることで、所有欲が満たされるのは嬉しいことでしょう。

メリット:汚れに強い

すぐに拭き取れば汚れが落ちやすいです。
ファブリックだと、猫の毛などをとるのは大変ですが、ソフトレザーならそういった汚れもつきづらいでしょう。

デメリット:滑りやすい

ソフトレザーはファブリックよりも摩擦力がないので、滑りやすいです。
ヘッドレストやランバーサポートがぴたっと当てた位置で止まってくれると、疲れづらくなります。

デメリット:夏べたつき、冬冷たい

レザーの方が、夏べたつき冬冷たいとされるので、不利です。
せっかくファブリック素材のゲーミングチェアを選択しているのに、べたつきや冷たさが気になるのは少々残念かもしれません。

総合的には、今回の変更は高級感を得たいユーザーに嬉しい変化です。
ぜひ一度実物を店頭で触り、違いを感じてみましょう。

違い(2)色柄をブラックに統一

DXRacer DXR V2 色柄をブラックに統一

旧版はブラックとレッドの2色でしたが、1色増えて3色(ブラック、レッド、ソリッドブラック)になりました。

すべて黒が基調になっています。
落ち着きがあるデザインに変更となったことで、在宅ワークの際に家でも使いやすくなりました。

違い(3)キャスターサイズの大径化

DXRacer DXR V2 キャスターサイズの大径化

キャスターのサイズが、10mm大型化しました。
大型化したことで嬉しい点は次の2つです。

楽に押せる

キャスターのサイズは一般的に、小さい物より大きい物の方が楽に動かせるとされています。
チェアを頻繁に移動させる場合、楽になって嬉しいですね。

耐荷重が100kgにアップ

キャスターサイズの大型化に伴い、チェアの耐久力があがりました。

より長期間使えるため、コスパもよくなりました。
耐荷重は90kgから100kgに向上し、体重90kg前後で購入を迷っていた人でも心配なしに購入できます。

違い(4)サイズ

DXRacer DXR V2 サイズ

全体的にほんの少し大きくなりました。
その幅は1~2cm程度なので、気にする必要はないでしょう。
では部分的に解説します。

背もたれの横幅が2cmワイドに

背もたれの横幅が56cmから58cmとワイドになりました。
ただし、左アームレストから右アームレストの幅は52cmと変わっていないので、あくまで背もたれだけが横に広がった形です。

背もたれのこぶのように出っ張っている部分が少し大きくなったためと思われます。
そのため、違いはほぼないと言えるでしょう。

高さが1cm高くなる

座面の高さが41cm~51cmから42cm~52cmと1cm高くなっています。
1cmなので、大きな影響はありません。

あわせて、地面から背もたれの頂上までの高さが120cm~129cm から 121cm~131cm と高くなりました。

V2になり、変更された点は以上です。

DXR V2その他の機能

DXR V2の基本機能を確認しましょう。

特徴

  • ファブリック生地
  • リクライニング機能
  • ロッキング機能
  • 1Dアームレスト
  • 150~180cm身長推奨
  • 価格3万円前後

蒸れないファブリック生地

本製品の最大の特徴は、通気性に優れているファブリック生地を採用していることです。

多くのゲーミングチェアはPUレザーが採用されています。
ファブリックとPUレザーの違いを実感したい人は、ぜひ一度店頭で座ってみましょう。

ゆったり寝られるリクライニング機能

最大150度のリクライニングが可能です。
160度や180度リクライニングするゲーミングチェアは珍しくないので、少し物足りない角度かもしれません。

ですが、角度がありすぎた場合、倒れないか不安になってきます。
一度店頭で、最大リクライニング時に「もっと倒せた方が嬉しい」と感じるのか「こんなに倒れると不安」なのか確認してみましょう。

リラックスできるロッキング機能

座面ロッキング機能を搭載。
リクライニング時にゆらゆら揺れてくつろげます。

リクライニングとの倒れ方の違いは、座面も背もたれと一緒に動く点です。
背もたれだけ倒れると、腰の反った感じが好きではない人もいるはず。
よりリラックスしたい人にオススメの機能です。

腕が疲れない1Dアームレスト

アームレストの高さ調整が可能な1Dアームレストです。
肘を置けるので、疲れずにゲームがプレイできます。

低身長でも座りやすい対応身長

DXR V2では、150cm~180cmの身長が推奨されています。
目安がはっきりあるので、「足が届かないかもしれない」「自分には小さすぎるかもしれない」といった心配もありません。

適度な価格設定

価格帯は、ゲーミングチェア全体で見ると低価格の部類に入ります。
旧版のDXRは29,800円でした。
DXR V2は現在Amazonで32,780円と少し高くなっています。

公式サイト上ではDXR V2も29,800円と表記があるので、少し待ち値段の推移を見守るのが得策でしょう。
発売されたばかりで値段を高く設定している可能性があるからです。

DXR V2評判

DXR V2は発売されたばかりなので、口コミや評価を見つけることはできません。
そこで、参考に旧版であるDXRの評判を確認しましょう。

コスパの良さ

価格を29,800円で考えた場合、満足できるバランスであるとの評価がみられました。

これは、初めてゲーミングチェアを使う人に顕著です。
「3,000円のホームセンターのイスと比べて雲泥の差だ」
という声もありました。

3万円前後であれば、ゲーミングチェアとしては平均的な価格です。高級モデルであれば7万を超えることもあります。

耐久性がある

レビューでは「1日10時間ほど使用して、それを2年経過しても問題ない」とのレビューもありました。
また、「3年使ってもクッションがへたっていなく優秀である」ともありました。

反対に「1年と少しで壊れた」「2年で左のアームレストが壊れた」との口コミもあります。
ドシンとすわるのが癖になっている人だと早く壊れることもあるでしょう。
少しでも長く使えるように、丁寧に扱いたいですね。

組み立てに1時間ほどかかる

ゲーミングチェアは自分で組み立てることが多いので、工作が苦手な人は注意した方がよいでしょう。

「組み立てに1時間ほどかかった」という口コミがありました。
「女性が一人で問題なく組み立てできている」旨の口コミもあります。

少し高級なチェアを購入すれば、組み立て済みのチェアを持ってきてもらえることもあります。

値段が安い分、致し方ない部分でしょう。

スキマにほこりが溜まる

「背もたれの左右のスキマにほこりがたまる」という口コミがありました。
ファブリックなので、ほこりがつきやすいかと思います。
きれい好きの方は気になってしまうかもしれませんね。

小柄でも座りやすい

156cmの女性が座った口コミも見受けられました。
「座面の奥行きが深く、足が余裕でつくので満足している」とのこと。
女性でも安心して購入できそうです。

まとめ

いかがでしたか?
DXRacerのDXR V2とDXRの違いをご紹介いたしました。

大きな変更は、色とランバーサポート、ヘッドレストの素材変更でした。
すでにDXRを使用しており問題を感じない人は、急いで買い換える必要はないでしょう。

DXR V2からご購入を検討されている場合、ファブリック素材の貴重なゲーミングチェアですので、この機会に購入するのはよい選択だと思います。
在宅向けのデザインに変更されたこともあり、家で仕事をする人にもオススメできます。

今回の記事を参考に、快適なゲームライフが送れるように自分にあったゲーミングチェアを探してみてくださいね。

新モデルDXR V2

旧モデルDXR

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